【2025光粒祭│大盛況にて閉幕】笑顔と熱気に包まれた3日間
名古屋大学教育学部附属中・高等学校の文化祭「光粒祭」が、9月11日から13日までの3日間にわたり開催されました。
今年はテーマ「名響附」のもと、例年以上の盛り上がりを見せ、来場者・生徒・先生方の笑顔と熱気に包まれた祭りとなりました。
開幕から最終日までの熱気
初日から会場は彩り豊かな装飾に包まれ、廊下や教室が工夫いっぱいに変身。
訪れた人々は校内のあちこちで、文化祭ならではの雰囲気を楽しんでいました。

今年の光粒祭Tシャツは、カラーの選択肢が白とイエローで、背中に校舎がデザインされ、前には中学と高校の校章が入った素敵なシャツです。

クラス企画の魅力と投票結果
高校2年B組が1位に!
来場者人気投票では、高校2年B組が圧倒的な支持を集め、見事1位に輝きました。
小学生から大人まで幅広く楽しめる内容で、来場者を惹きつけたのが印象的でした。
仲間で作り上げた準備の力
夏休みからのシフト制準備や、大道具・装飾の工夫など、見えない努力が積み重なっていました。
一部ではシフトに来ない生徒もいたそうですが、その分しっかり参加した仲間が支え合い、結果としてクラス全体の結束を強める機会になったようです。

ステージを彩ったパフォーマンス
体育館ステージでは、バンド演奏が次々に披露され、大勢の観客であふれました。
マイクを持った壇上の生徒さん、想いがあふれてバラードをしっとりと唄う人もいれば、舞台をいっぱいに使って全身で熱唱する若さ弾ける生徒さんたちも。体育館に響き渡るその歌声に合わせて、立ち見の生徒さんたちが跳び上がったり拳をふりまわしたり…かなりの熱気に包まれました。
暗転と照明の演出、会場を揺らす音楽…大人気のバンドには幕前から黄色い声援が飛び交い、立ち見が出るほどの盛況ぶり。演奏後にははしゃぎながら記念写真を撮りあう姿にキラッキラとした『青春の1ページ』を感じて、とってもまぶしかったです。


来場者を支えた運営と保護者の力
生徒会の工夫「タイムテーブル」「うちわスケジュール」
受付で全員に配布される「うちわスケジュール」が、暑さ対策もさることながら、手に持ってすぐにイベントのスケジュールが一目でわかるなど、運営の工夫も随所に見られました。
来場者みなさんが迷わず楽しめるようにと、生徒会や先生方が細部まで気を配ってくださっていたのが印象的でした。


また、「校舎を俯瞰した地図とタイムテーブル」のチラシは、校舎内の階段や窓など至る所にたくさん貼られてました。初めて来校する方々が、今どこに居るのかと迷わないように、また次はどこを見学しようか?とクラスや場所が探しやすいようにとの配慮です。

おやじの会の背中
さらに、今年の光粒祭で強く印象に残ったのは、父親の有志「おやじの会」の圧倒的な活躍でした。
光粒祭開催の前から何度も来校し、下準備をもくもくと作業する姿を見つけたわが子は「忙しいのに、学校にきて準備してありがとうございます。おつかれさまです!と挨拶したら『在校生限定の割引券をどうぞ!(#^.^#)』って貰ったよ~嬉しかった!」と話してくれました
ドリンクや食べ物の仕入れ、当日の設営や販売、声を張っての呼び込み、そして撤収作業まで、とにかく大変な仕事を力強く担っておられました。皆さんが本当に手際よく動かれていて、子どもたちからは「お疲れ様です。ありがとうございますっ!」という声が自然とあがっていました。
PTAの皆さんも「おやじの会」の方々もそしてOBのひとたちも…。
率先して動き背中で語る大人を見て、生徒もまた育っていく――そんな光景を目にした文化祭でした。
「おやじの会が一生懸命に頑張ってくれている姿、すごい!」わが子は何度も口にしていました。私自身も、力強く光粒祭を支えてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
一方、生徒たちも夏休みからシフトを組んで準備を進めてきました。大道具や装飾をコツコツ作り上げ、交代で学校に集まって作業する日々。もちろん、全員が完璧に参加できるわけではなく、「シフトに入っても来ない子がいる…」という現実もあったそうです。でも、それもまた大勢で一つの行事をつくる中で感じるリアルな一面。
そんな中でも、自分たちのクラス企画だからと最後まで責任をもってやり遂げた子どもをはじめ、3日間で累計15時間以上も働いた生徒もいて、**「この祭りを成功させたい!青春の思い出を自分たちで作り上げたい!」**という強い気持ちが伝わってきました。
普段は目立たない存在でも、黙々と作業を続ける姿に、誠実な人柄や仲間への思いを改めて知ったそうです。まさに、表舞台に立つ人だけでなく、裏方で支える力があってこそ成功するのだと感じました。
まとめ:光粒祭をおえて
こうして幕を閉じた2025年の光粒祭。
そこには、生徒たちの情熱、先生方の優しさあふれるサポート、PTAや「おやじの会」をはじめとする保護者の温かな協力がありました。
「来てよかったね!」という小学生とその保護者の声がすれ違うたびにあちらこちらで漏れ聴こえたのがとても印象的で、光粒祭の魅力が幅広い世代に届いていることを感じました。
思いおもいに楽しむ生徒さんたち、おやじの会のみなさんやPTAとの方々、そこを見守る優しい先生方のまなざしが、尊く感じられた一日でした。そしてその場に居合わせられた自分。子どもを無事に授かって成長を見守り、この学校に御縁を頂けたからこそ味わえたしあわせ。
玄関を出て、テニスコート沿いの桜並木の下を歩きながら、あたたかくそして少し切ない想いが胸いっぱいにひろがりました。
光粒祭は、ただの行事ではなく、
人と人とのつながりを深め、未来への生きる力を育む時間。
その余韻は、これからも私たちの心に長く残り続けるでしょう。
可能性がきらめく名大附属の光粒祭、来年はどんな新しい青春の1ページが見られるのでしょうか~
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